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2025.02.17お知らせ

市川市保育施設協議会 危機管理研修会

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市川市保育施設協議会の「保育内容研修」が1月30日、市川市文化会館に於いて開催されました。

当協議会会員以外の施設にも研修の案内を送りましたが、会員外施設が13園・協議会会員施設が19施設、計42名の参加者がありました。

「保育園における安全について」という演題で、講師は株式会社アイギスの代表取締役で長年社会福祉施設の危機管理・危機対応を研究され、保育施設での事故対応に関わるリスクマネジメント業務をされてきた脇貴志氏で、過去の事故事例をあげての講演で多くの学びを得ることができました。

まず初めに、現在、話題となっているテレビ局とタレントの例をあげて「キャンセルカルチャー」という言葉で「この人は、この局はだめだ」と世間から判断され2度と戻れない事を表すそうで、すべての業界に当てはまり福祉の世界も同じで「この法人は、この園はいらない」と判断されたら止めざるを得ない。事故が起きた時、安全対策をした上での事故か安全対策をしないで起きた事故かで全く評価が違うそうです。

また、1989年に流行した「セクハラ」という新語が時代を変えた。それが「パワハラ」「モラハラ」につながり新人や現場の職員に何も言えない状況になってしまった。

人が育つためには研修10%・指摘20%・経験70%と言われるが、指摘の部分が抜けてしまい、職員が育っていかない。という話は共感しました。

過去の事故事例からは、2005年に発生した上尾市の保育園での熱中症死亡事故から、裁判で重過失とされた理由は「動静把握義務」がなされていなかったため「動静把握義務過失」と判断されました。「動静把握義務」は子どもを預かる全施設にあり、園児の人数は基本で今誰が何をしてどういう状態でいるのかを把握しなければならない。

それが出来ていなくて事故が起きた場合、重過失とされる法律が現在もあるという事の重大さを全職員が知らなければいけない。その他にも、プール死亡事故やバス置き去り事故、誤嚥事故の例をあげて、何故事故が起きるのか事故のメカニズムを知らないといけない。

最後に人間は動物でアナログ、安全もアナログだから職員で連携しておかしいと思ったら声をだして安全対策をしていく事が大切とお話し下さいました。

脇氏の迫力のある強い話し方は、園児の大切な命を預かっているのだからしっかり子どもたちの命を守ってください。と強いメッセージを伝えてくださったのだと身の引き締まる思いで受け止めました。

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